top of page

【全国対応】配信に強いイベント運営事務所  UTAO STUDIO ウタオースタジオ(東京都中野区) 

UTAO STUDIO ウタオースタジオ

業界用語集

映像や音響の現場では、専門的な用語が数多く使われています。初めて現場に入る方や、これから業界を学びたい方にとって、聞き慣れない言葉が飛び交うことも少なくありません。このページでは、そうした業界用語を面白おかしく解説しています。基本的な用語から実践で使われるフレーズまで、ぜひ参考にしてみてください

※当用語集に掲載されている表現内容は、編者の解釈によるものです。用語の解釈は、地域や組織等によって異なる場合がございます。当用語集は、異なる解釈を使用したその他の著書、サイト等の表現内容を否定するものではありません。

アンビエントマイク

 

環境音や周囲の音を録音するマイク。ライブ収録やレコーディング、イベント会場などで使用する。空気感や背景音(風の音や街の喧騒)、会場の雰囲気や観客の反応(拍手や歓声など)を収録する為に設置する。

板付き

いたつき

出演者がすでに所定の位置に登場していること。
 「この場面は演者が板付いたら、BGMスタートです。」

押す

おす

前の予定時間が長引いて、後の予定を後ろに押している事。
 「演者の到着が遅れている為、10分押しでスタートします。」

オス口

おすくち

通称オス。マイクケーブルの突起がある側。
差す側がオス。入れられる側がメスと覚えましょう。
基本的に入力側がメス口。出力側がオス口である場合が多いですが
古めの放送設備や機材の時は、これが逆である場合があるようなので注意。
現場では常識にとらわれていると痛い目を見ることがあります。

オフマイク

 

音源がマイクから離れている状態のこと。この状態では、発話が距離による減衰で集音レベルが低くなったり、部屋の反射音が多く入って音が不明瞭になる。そのため、マイク前に話者がいる場合は、基本的にオンマイクで収録することを推奨。ただし、背景音を自然に取り込みたい場面や、演技や音楽の広がり感を出したい等といった環境音や空気感を表現する際には、オフマイクでの収録が効果的。

お店を広げる

 

台車等で運んできた搬入した機材の入ったラックやオリコンを一旦床に展開させること。円滑にセッティングが進められるように他スタッフの邪魔にならない場所に展開するように意識をするとよいでしょう。
「搬入が完了したら、こちらのスペースにお店広げてください。」

オリコン

 

プラスチックでできた折りたたみができる品物入れ。現場では主にケーブルやACタップを大量に入れて運搬するために使用される。空になった時に折り畳むことができるので、設営後にスペースを圧迫しないという利点がある。​多くのサイズラインナップがあり、中身が確認できる透明タイプや、 縦に積んだ際に横から取り出しが可能な扉付タイプなどがある。

オンタイム

 

予定された時間通りに進行・開始すること。
 例文「開演はオンタイムで行きます!」
  =時間ぴったりに開演するという意味。

オンマイク

 

マイクと声や楽器などの音源との距離が近い状態のこと。この状態にすることで、音がクリアに録れやすく、ノイズが入りにくい、音量も安定するというメリットがある。ただし、マイクに近づきすぎると、息づかいや「ポッ」という口音(ポップノイズ)が目立つなどのリスクも高まるため、マイクの種類や用途に応じて、音源との距離を調整し、ちょうど良い位置に設置することが大切。
 例文「もうちょっとオンマイク気味で喋ってください」
​  =マイクに近づいて、しっかり音を拾わせてください。

返し

かえし

① 音響業界においてモニタースピーカーのこと。ステージ上で、演者が自分達の声や動画音声を聴くためのスピーカー。広い会場や音の多いライブステージでは演者には外音が聞こえないため、設置は必須となる。​

② 映像業界において演者用ディスプレイのこと。Web中継配信の際に、実際に配信されている画を演者席に置いたり、広い会場での講演の際に、スライド映像を投影して演者が振り返ることなく資料を確認できるようにするためのディスプレイ。

上手

かみて

客席からみて右手側のこと。略して「カミ」とも言います。
 「カメラを気持ち上手側に振ってもらえますかね?」

ガッファー

 

ガッファーテープのこと。照明機材やレフ版の一時的な固定や、劇場やスタジオ、カーペットの床のケーブルの養生などに最適。蛍光色のテープであればライブやコンサート中などの暗所でも視認性が良く、バミリ用のテープとして使うことができる。

がなり

 

リハーサル時など、主に統括役の方が演者に指示を出すために使うマイクを指す。本番時には使用しないので、がなりマイク兼予備マイクとして1回線を用意しておくと、本番時にトラブルが起きて、マイクが足りなくなった場合等に安心です。

ガラ

機材やケーブルを出し終わった後に残るプラ箱等の総称。残滓(ザンサイ)と呼ぶ現場もあるようですが、ガラと呼ぶほうが一般的な気がします。(完全主観)。大きな現場になればなるほど、その数は結構な量になるので、どこにしまうべきかは打ち合わせの際に確認しておくと良いでしょう。
 「ガラはどの部屋にしまいますか?」

曲先行

きょくせんこう

曲先(きょくせん)、または音先(おとさきorおとせん)とも言う。音楽がなってから演者がステージに登場すること。
 「次のステージの演者さんの登壇は曲先行になります。」

ケーブルを飛ばす

音声や映像のケーブルを来場者動線や避難経路を横断して這わせる必要がある場合は、ケーブルを床面に敷設せず、扉上部や構造物を利用して「飛ばし配線」を行います。このことを「ケーブルを飛ばす」と表現します。会場の構造上どうしてもケーブルを飛ばせない場合には、フック付きのポールを設置し、その間にケーブルを渡して空中配線を行うようなこともあります。転倒防止や動線確保のための、現場ならではの工夫の一つです。

ころがし

 

返しのモニタースピーカーの中でも、演者の足元に設置するフロアモニタースピーカーのこと。大学時代音響部に所属していた頃、バンドのボーカルの方から「スピーカーに足のっけてもいいですか?」と聞かれたのが印象的。ロックンローラーに憧れる人はみんなころがしに足を乗っけて歌いたがるという。

58

ごっぱー

マイクといえばこれ。どの現場にも必ず1本はある大定番マイクShure製のダイナミック型マイクロホンSM58の呼称。ゴッパ、ゴッパチと呼ぶ方もいます。メジャーなマイクであるが故にか、フリマサイト等では偽物が多く出回っているので、本物のSM58の鑑定方法を知っておくと良いでしょう。

57

ごーなな

Shure製のダイナミック型マイクロホンSM57の呼称。主に楽器用として使用しますが、ボーカルやトークマイクとしても使用できます。ただし吹かれ(風や息)には注意。個人的にSM58よりも、こちらのほうが好み。

38

さんぱち

漫才や落語で使用されるマイクの大定番「SONY C-38B」のこと。あまりに定番なので「落語マイク」や「漫才マイク」とも呼びます。音源から近いものを集音するダイナミック型の57や58とは違って、音源から遠いものを集音する、ファンタム電源が必要なコンデンサーマイク。なので、現場で拡声する用途として使用する場合にはチューニングをして使用した方が良いでしょう。

雑電

ざつでん

音響・映像・照明機材とは別系統で使用する、事務作業用の電源。オペ卓周辺の電源タップに無断でスマートフォンの充電器やPCアダプターなどを接続すると、思わぬノイズやトラブルの原因になる場合があります。そのため、機材用電源への接続は避け、別系統の電源を使用するか、使用前に責任者へ「雑電をとっても良いですか?」と確認するようにしましょう。なお、スマートフォンの電池切れはスタッフ間の連絡が取れなくなるリスクにも繋がりますので、UTAO STUDIOの現場では、その対策としてオペ卓付近にスタッフ用充電ステーションを設置しています。必要な場合はそちらをご利用ください。

下手

しもて

客席からみて左手側のこと。「シモ」とも。
​ 「明日の集合は舞台下手側の搬入口にてお願いいたします!」

白をとる

しろをとる

カメラのホワイトバランスを調整すること。ホワイトバランスとは、照明の色味に応じてカメラが“白”を正しく再現できるように色味を調整する機能で、これにより自然な色合いの映像や写真が得られる。撮影前に白い紙やグレーカードを使って調整する方法が一般的。
 「白をとりたいので紙を持ってステージに立っていただけますか?」

17inchi

じゅうなないんち

撮影現場で使用される返しモニター「SONY PVM-A170」のこと。主に演者や現場にいる偉い人等に映像を確認してもらう時に使用する。

立ち上げ

たちあげ

比較的短めのケーブルの総称。厳格な規格があるわけではないので、特に何メートルからが立ち上げとは決まっていない。卓周りで配線を組む際には、長いケーブルを使用すると、かえって邪魔になってしまう為、主に立ち上げを使用します。つまりそれくらいの長さのケーブルの事です。(適当)

TOC

てぃーおーしー

映像・音響・配信業界のプロフェッショナル向けに、機材レンタルを提供する「東京オフラインセンター」の略称。カメラ、スイッチャー、音響機材、配信機器など、多岐にわたる機材を取り扱っており、業界人が撮影や配信の現場で必要な機材を手軽にレンタルできる場所として広く利用されている。映像・音響業界で機材をレンタルする際には、まず東京オフラインセンターをチェックしてみましょう。

テクリハ

 

本番前に、音響・映像・照明などの機材やシステムが正常に動作するかを確認するためのリハーサル。映像切替、音声出力、マイク、照明、配信、資料投影などを問題がないか確認を行う。そのため、テクリハ開始時刻までに機材の搬入・設営・配線・電源投入・設定作業を完了させておく必要がある。

トーション

 

いわゆるレストラン等で使用される「テーブルナプキン」のこと。サービスをする側が使用する際には「トーション」と呼び名が変わる。裏方業界用語というより、ホテルやブライダル業界の業界用語となるが、トーションはホテル現場でマイク置きとして使用されるケースが多々あるため、覚えておいて損はないかと思います。

ドラテ

 

ドラフティングテープの略称。厚みがあり、粘着力が弱く、簡単にはがせるテープ。使用例としては、SDカードに付箋代わりに貼って収録内容を記載したり、ミキサーやスイッチャーにバミりとして貼る等の用途で使用される。

なめる

 

カメラアングルに関する表現で、「手前の人物や物を画面の端にぼかして入れつつ、奥の対象を主に撮る」という撮影技法。
 「手前に田中さんの肩をなめて、奥の会話シーンを抜いてください。」

210

にーいちまる

ブームタイプのマイクスタンドのこと。スタンドの先にアームが付いているのが特徴。ストレートタイプと異なり角度や長さを自由に調整でき、さまざまなシチュエーションに対応しやすい。ただし、その自由度の高さゆえに調整時に触るべきネジが多く、素早くセッティングするには経験が必要となる。マイクは声を集音するため口元へ近づけることが多いため、演者をスタンドの前に立たせたまま調整を行う際には、誤って演者の顔や歯にマイクをぶつけないよう注意が必要である。万が一当てて怪我をさせると大きなトラブルにつながるので、扱いには十分気をつけましょう。

259

にーごーきゅー

ショートタイプのマイクブームスタンドのこと。主にライブ現場でギターアンプやドラムセットの下部にマイクを当てる際に使用されることが多い。

8の字巻き

はちのじまき

音響・映像業界で広く用いられるケーブルの巻き方で、不要なねじれを加えず、絡みにくくすることで取り回しをスムーズにし、寿命を延ばす効果がある。プロの現場では標準的に採用されている習得必須の技術であり、その方法はシンプルながらも奥深く、所作ひとつで現場慣れしているかどうかを見抜かれることも。巻き方だけでなく、巻かれたケーブルの解き方にも注意が必要で、間違った解き方をすると、絡まりが無限に発生するという地獄が待っている。現場デビューしたい方は、まずはこの8の字巻きから覚えるとよいでしょう。

パンダ

 

映像・音響・配信機材のレンタルサービスを提供する「パンダスタジオ」の略称。業界では東京オフラインセンター(TOC)と双璧をなす存在で、特にライブ配信機材の取り扱いの幅広さが強みです。意外にも配信機材以外にアウトドア用品や家電のレンタルも行っており、幅広いニーズに対応している。全国への配送レンタルにも対応している点も特徴で、用途や機材の種類に応じてTOCと使い分けるのが良いでしょう。

パーマセルテープ

 

紙製の粘着テープで、主に撮影現場で使用される。糊残りが少なく、貼った後に綺麗に剥がすことができる。「紙素材」のため光の反射率が低いのが最大の特徴で、「テープは見えてしまうが貼らなければいけない箇所」などに使用する事が多い。黒いパーマセルテープを「黒パー」、白いパーマセルテープを「白パー」と略して称される。

火入れ

ひいれ

機器に電源を入れて動作させる事。現場では主に卓周りの機材全ての電源を入れることを指す。逆にすべての電源を切る事を「火を落とす」と言う。ちなみに現場では火を落としたあとは、コンセントを抜いておくことが推奨されております。これには1.火災や事故のリスク回避。2.誤作動の防止。3.清掃中のトラブル回避。4.天候や電源トラブルによる突発的なサージ電流(過電流)による機材へのダメージを回避する為といった理由が挙げられます。
​ 「明日は7時30分火入れなので、7時20分入りで!」

光HDMI

ひかりえいちでぃーえむあい

ガラス繊維の光ファイバーでつくられたHDMIケーブルのこと。約10m程度までしか映像伝送することのできない一般的なHDMIケーブルと違い、その通信距離は最大100mまで達する。ただし高価であることと、耐久性能が低い点、そしてなによりも指す方向に指定がある点に注意。SourceからDisplay方向に信号が行くと理解しておけば間違えないはず。

紐付き

ひもつき

有線マイクのこと。某代理店の進行さんがこの言葉を使用しているのを一度だけ耳にしましたが、それっきり他の現場では聞いたことありません。でも紐付きと言われると何故か「有線マイクのことね!」と分かってしまう謎。

蓋画

ふたえ

余計なものが映らないようにフタをする静止画像のこと。主にWeb中継のイベントで、開始前やイベント直後にBGMと合わせて表示しておくことが多い。

フレキ

 

フレキシブル・グースネックの略称。ストレートスタンドやブームタイプと比べて調整が簡単で、演者の口元にマイクを持っていきやすいのが特徴。SM58をはじめとするダイナミックマイクは集音範囲がとても狭いため、理想的な距離はマイクから10〜15cmほど。可能であれば手持ちが最適ですが、演題に設置する場合、このフレキシブルなマイクスタンドが役立ちます。私がよく行く現場では、演題に直接取り付けるグースネック本体を「フレキ」と呼んでいます。

ブラマジ

 

カメラ、コンバーター、スイッチャーなどのハードウェアや、編集・カラーグレーディングなどのソフトウェアを提供している総合映像機器メーカーBlackmagic Design(ブラックマジックデザイン)社の略。
 「カメラとPCの接続はブラマジのキャプチャーを使用します。」

ベッチン

コットンを主原料とした、毛羽立ちのある柔らかな手触りと上品な光沢が特徴の布地。主に機材や製品の物撮り、展示物の下敷きなどに使用され、被写体を引き立て高級感のある印象を与える。一方で、毛足があるため埃やゴミが付着しやすく、使用前後の清掃や保管には注意が必要である。なお、イベントや配信現場でオペレーション卓や機材隠しに使用される黒い布(暗幕)とは見た目や用途が異なる。黒色であることから名称が混同されることもあるが、ベッチンは主に展示・撮影用途、暗幕は遮光や美観向上を目的とした現場運用用途であり、区別して扱う必要があります。

弁ガラ

べんがら

お弁当の空き容器や残飯。お弁当ゴミは運営スタッフによって、会場備え付けのゴミ箱とは別にまとめられていることが多いため、勝手に会場のゴミ箱に捨てないほうが良いでしょう。
 「弁ガラはどこにまとめてますかね〜?」

ボテ

 

オリコンのことを指したり。機材やケーブルをまとめている箱の総称のようです。

巻く

まく

予定より短くなる事。また「急いで進めて!」と指示されることを「巻きが入る」と表現することもあります。声の出せない現場では主演者に進行を急がせる合図として、人さし指を立ててくるくると回すことで「巻き」を表現することがあります。
 「今回質疑応答コーナーの質問がないため10分巻きで終了します。」

幕間

まくあい

一つの場面が終わって幕が閉められたときから次の幕が開くまでの間にだす画面のこと。

メス口

めすくち

通称メス。穴が空いている側のコネクターを指し、弊事務所ではこのメス側を手に持って8の字巻きを行うことを推奨しています。これは、万が一メス側にマイクが接続されたまま巻き始めるとマイクが引っ張られて転倒するリスクがあるためであり、また、メス端子は内部にゴミが入りやすく、異物混入を防ぐためにも適切に扱う必要があるためです。さらに、メス側はマイクに接続される都合上、カメラに映り込む機会が多く、ケーブルを縛ってしまっている現場では捻じれを目立たせないための配慮が求められます。(本当はケーブルタイ等で縛って管理するのが良いのですが。)加えて、巻き方を統一することで、大規模な撤収作業の際に複数人で長いケーブルを巻く際の「お見合い状態」を防ぎ、スムーズな作業が可能になります。

養生

ようじょう

① 養生テープのこと。現場での作業性をよくするため、手で簡単に切れるようになっている。ガムテープと違って粘着力が弱めで糊が残りにくいのが特長。とはいえ、貼り付ける素材によっては不具合を起こす可能性もあるので、特に床がカーペットでない場合等には、貼り付ける前に施設管理者に確認を行うことを推奨します。

② ケーブルを引っ掛けられないように覆ったりすること。現場を安全に運用するうえで非常に重要な工程ですが、ケーブルの不具合や回線エラーが起きることを想定して、養生を行うのは回線チェックが終ってからにしましょう。で、ないとせっかく綺麗に行った養生をまた1からやり直す羽目になります。
 「テクリハ終わったら、ケーブルと電源周りの養生しといて〜。」

ランスルー

 

本番同様に行う通し稽古のこと。ミスをしたりしてもやり直すことなく最初から最後まで通して行う、より本気度の高いリハーサルのことを言う。確認作業的意味合いの強いリハーサルとは別物で、本番前の最終確認。プロ野球で言うところのオープン戦みたいなもんでしょうか。

リハーサル

 

略してリハとも。進行を確認するための予行練習。一つ一つ細かい確認をしたり、不明点を無くすことに重きを置く。

bottom of page